<About this event / イベントについて>

日時: 2023年2月21日(火) 日本時間 午前10-11時
主催: 株式会社 Proxy Watcher / 一般社団法人 クライメート・ダイアログ
形式: Zoomウェビナー

株式会社プロキシウォッチャーは、一般社団法人クライメート・ダイアログとの共催で、コーネル大学環境学教授で、エネルギーの専門家であるロバート・W・ホワース氏をお招きして投資家/メディア向けのウェビナーを開催致します。

ネットゼロ社会への移行を実現するためのソリューションの1つとして、世界的に注目を集める「水素」。世界の水素経済は急速に発展しており、それに伴い投資環境も変化しています。

水素は、その製造方法によっていくつかの種類に分けられます。製造過程でCO2を排出しますが、再生可能エネルギーで製造されたものは「グリーン水素」と呼びます。

ブルー水素は、グリーン水素よりも経済性が高いという観点から、エネルギー転換におけるソリューションとして期待されています。

しかし、市場関係者や科学者からは、ブルー水素技術に関する気候変動リスクや財政リスクを懸念する声が上がっていますホワース教授らの先駆的研究により、ブルー水素の温室効果ガス排出量は、天然ガスや石炭を燃やすよりも20%、軽油を燃やすよりも60%多いことが分かっています(2021年8月。 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/ese3.956)

議決権行使助言会社大手のESG担当ユニットは、ブルー水素技術への投資には気候変動の観点からも、コスト競争力、疑問が残る点が幾つかある、(企業)座礁資産をもたらすリスクにうるとの見解を表明しています("Horses for Courses:ネット・ゼロ・エコノミーにおけるH2「2022年7月12日 より)。

5月の広島開催となるG7サミットや2023年の株主総会シーズンが目の前に迫り、気候変動問題に関する企業のステークホルダー対話が活発化される今、水素ビジネスの展望とリスクについてホワース氏に詳しくお話を伺います。

<Panelists / パネリスト>

ポップ・ウィンド・ホワース氏(コーネル大学環境学教授)

プロフィール
アマースト大学卒業後(1974年)、マサチューセッツ工科大学およびウッズホール海洋研究所にて博士号取得(1979年)、現在は沿岸海洋生態系やエネルギーシステム、石油・ガス開発やバイオ燃料環境に与える影響などの研究を行う。

<How to Join / ご参加方法>

本ページ下部のフォームに必要事項をご入力のうえ、ご参加登録ください。
フォームの記入内容のご送信が完了しました、ご登録頂いたZoomウェビナーのリンクをお送りします。

本ウェビナーに関するお問い合わせ:info[@]proxy-watcher.com までご連絡ください。

<RSVP form / ご参加登録フォーム>